多彩なチームから生まれる感動と面白さ
チーフディレクターとは映画でいうと監督です。
企画を立ち上げて、キャラクター、世界観、シナリオやテーマなどを作ることと、
イラストレーターさんやライターさん、エンジニアさん、サウンドクリエイターさんなどにイメージを伝えて
「こんな絵がいい」とか「こんな泣ける音楽が欲しい」などをコミュニケーションしながら正確に発注し、作品を形にしていくのがメインの仕事になります。
ビジュアルアーツで求められるチーフディレクターは、作りたいもののビジョンを上司、部下、社外の方へ明確に提示し、そのビジョンで周りをワクワクさせることができる人材だと思います。
チーフがビジョンをはっきり持っていないと企画としてふらついてしまいますし、周りの人間に協力を求めることすら出来なくなってしまいます。
「このビジョンはワクワクできる!」という気持ちにさせるのは非常に大変ですが、これはチーフという全ての責任を負う立場だからこその面白さと難しさだと思います。
チーフとして『今後のビジュアルアーツがどのような作品を期待されているのか』という課題に挑戦することを求められていると思っています。
僕が入社したころはまだノベルゲームやアニメの会社という印象が強く 、そういう意味ではノベルゲームのビジュアルアーツを見てきた最後の世代であると同時に、ソーシャルゲームに挑戦する新体制のビジュアルアーツも見ています。
なので、その両方のユーザーに満足していただけるものを作らないといけないと思っています。『ビジュアルアーツらしい部分を残しつつ、新しい挑戦をしていく』その両方を意識して作品を作っていくことがチーフとして実現していきたいことです。
また、ビジュアルアーツは扱うジャンルが多岐にわたる会社です。
アニメの企画を立ち上げたと思えば、次の月には小説の仕事をしなければならなかったり、そのまた次の月には漫画の仕事が入ったりする職場です。
なので、何にでも興味を持って挑戦できる方を必要としています。
ビジュアルアーツはそんなに大きな会社ではないので、ひとつの業種だけやっているということも少ない。
僕はディレクターをやりながらシナリオなどもみていますが、ラジオに出たり、作詞をしたり、グッズの監修でコップの監修をすることもあります。
コップの良し悪しなんてわからないと思いましたが、こういう時に普段から食器に興味があればグッズの見え方も変わります。
コラボカフェなら僕は料理しませんが、どんな料理ならユーザーさんが喜んでくれるだろうとか、広い知見が要求されることが多い会社です。
ですからなんにでも興味を持ってくれる方と一緒に働きたいですね!
PROFILE ―
S.Y.
第一開発部所属 チーフディレクター
2022年にビジュアルアーツに入社。第一開発部所属。『ホーリーアンデッド』ではディレクターを担当。